いざと言うときのダイビングスキル10

ダイビングをさらに楽しむために、いざというときに役立つスキルです。
どのシーンで活用するかはあなたしだい。せっかく身につけたスキルはどんどん使いましょう!
ダイビングは自然を楽しむスポーツです。様々な器材を使ったり特殊なスキルを使うので、時には予期せぬ事が起こったりもします。そんな時にも、落ち着いて行動出来る様「いざと言うときのダイビングスキル10」を身につけておきましょう。

 

1パワー・インフレーター/口からの給気で、水面でBCD に空気の出し入れ
2レギュレーターのリカバリーとクリア
3水面と水中でウエイト/スクーバ器材の脱着
4パワー・インフレーター・ホースの取り外し
5エアがなくなったときの対応 - バックアップ空気源(オクトパス)を使う
6エアがなくなったときの対応 - 緊急時の浮上方法
7水中でマスクが外れたときの対応
8足がつったときの対応
9バディが疲れて泳げないときの対応
10レギュレーターがフリーフローしてしまったときの対応

 

 

1

パワー・インフレーター/口からの給気で、水面でBCD に空気の出し入れ

水面で浮力を確保するときに、パワー・インフレーター(タンクからのエア)を使った給気と、口からBCD に吹き込む方法です。通常はタンクからのエアで楽に浮力を確保できますが、BCD に送り込むエアがタンクに残っていない場合などは口から吹き込むことになります。水面での浮力の確保は大事なことなので、どちらの方法でもしっかりと浮力の確保ができるよう、練習して身につけましょう。
パワー・インフレーターや口からの吹き込みで浮力の確保ができますか?

 

水面でBCD に入れる空気が残っていない場合には口からの吹き込みで浮力の確保をしましょう。ダイビング後、器材を洗い終わった後にBCD を膨らませて乾かしますが、その要領でBCD に口から空気を入れます。

 

 

2

レギュレーターのリカバリーとクリア

スノーケルで水面を移動し、潜り始める場所に到着。さあ、レギュレーターに換えて・・・といったときに便利で、実際に使用頻度も高いスキルです。マスクをしているときは通常よりも視界が狭くなっています。背中のタンクからブランとぶらさがったレギュレーターを目で追って探すのは結構たいへんなもの。そんなときに簡単にレギュレーターを探すことができる便利スキルです。
レギュレーター・リカバリーには「アームスイープ法」と「リーチ法」、レギュレーター・クリアには「ブラスト法」と「パージ法」がありますが、それぞれできますか?

 

手を回してホースを引っ掛けるアームスイープ法。
レギュレーターのリカバリーはけっこう使用頻度の高いスキルなので、しっかりと身につけておきましょう。

 

 

3

水面と水中でウエイト/スクーバ器材の脱着

ダイビングはしたいけど、タンクやウエイトが重くてフル装備で歩くのは大変・・という方なら、水面で装着すれば重さは感じません。また、水から上がるときも同じです。そんなときに役立つのがこのスキルです。他にも器材を装備して水に入ったものの、もう一度調整し直したいときもあるかもしれません。このスキルが役立つ場面はたくさんあります。このスキルもしっかり覚えて自分のダイビング・スタイルに合う場面に活かしましょう。水面と水中でウエイトや器材を脱ぎ、再度つけ直すことができますか?(BCD一体型ウエイトの場合は、外すのみ)

 

ウエイトが腰にあたって痛いとき、ボートからエキジットするときなど、ウエイトを外したり、付け直すシーンはたくさんあります。

 

器材を調整し直したいとき、身軽にエントリーしたいときなど、水面でBCD を脱着する場面もたくさんあります。どんなシーンで活用できるか考えてみましょう。

 

 

4

パワー・インフレーター・ホースの取り外し

BCDに空気が入りっぱなしになってしまったときの対応です。BCDには給気と排気のボタンがついており、必要なシーンそれぞれで使い分けます。しかし、BCDに接続されているパワー・インフレーター・ホースに異常があると、給気のボタンを押していないのに空気が入りっぱなしになってしまい急浮上してしまう危険があります。カプラーを外し、パワー・インフレーター・ホースをBCDから外せばそれ以上給気されることはありません。器材をすべて装着した状態で、パワー・インフレーター・ホースのカプラーを外せますか?

 

器材を調整し直したいとき、身軽にエントリーしたいときなど、水面でBCD を脱ぎ着する場面もたくさんあります。どんなシーンで活用できるか考えてみましょう。

 

 

1

エアがなくなったときの対応バックアップ空気源(オクトパス)を使う

苦しい」、「エアがない」、「エアをください」などのエア切れ系のハンド・シグナルやバックアップ空気源(オクトパス)の使い方など、覚えているでしょうか。バックアップ空気源(オクトパス)もメーカーやタイプによっていろいろな種類がありますので、器材の装着・チェックの際(バディチェック)、バディの装備しているオクトパスをよく確認しておく必要があります。バディのバックアップ空気(オクトパス)は、あなたが使うものということを忘れないでください。
バックアップ空気源(オクトパス)を使う手順は覚えていますか?

 

バックアップ空気源(オクトパス)はダイバーの左側から出ているとは限りません。

 

インフレーター・ホース一体式のものもあります。バディがどんなオクトパスをつけているのか、よく確認しましょう。

 

 

6

エアがなくなったときの対応 - 緊急時の浮上方法
バックアップ空気源(オクトパス)を使って浮上/コントロールされた緊急スイミング・アセントで浮上

使わないことを願いたいスキルですが、万一のときの対応なので、きちんと覚えておきましょう。また、バディのバックアップ空気権(オクトパス)はあなたが使うものです。潜る前のバディチェックでしっかり確認しておきます。※ 緊急スイミング・アセントは、エア切れのとき、バディが近くにいない場合に自分一人で行なう緊急浮上法です。万一のときにはバディのバックアップ空気源(オクトパス)で浮上できるように、水中では常にバディと離れないことを心がけてください。
緊急時の浮上手順は覚えていますか?

 

バックアップ空気源(オクトパス)を使っての浮上。
バディと体が離れないようにして浮上します。

 

ひとりで浮上しなくてはならないときの「緊急スイミング・アセント」。「アー」と声を出しながら浮上します。

 

 

7

水中でマスクが外れたときの対応
マスクなしで呼吸/泳ぐ、マスクの脱着とクリア

万一他のダイバーのフィンキックなどでマスクが外れてしまったときなどでも、慌てず落ち着いて泳いで浮上する方法です。
レギュレーターで呼吸はできますので落ち着いて浮上しましょう。もしマスクが外れてもすぐに見つかった場合は、着け直せばOK。慌てずに落ち着いてマスクを着け直し、マスククリア(マスクに入った水を抜く)をして、リカバリーするスキルです。
マスククリアや脱着は落ち着いてできますか?

 

マスクがなくてもぼんやりと見えるはず。鼻から水を吸い込まないように呼吸し、安全なところまで移動します。

 

マスクがすぐに見つかったら落ち着いてつけ直しましょう。

 

 

8

足がつったときの対応

水中で足がつってしまったときの対処スキルです。
一人で行なう方法と、バディに手伝ってもらう方法があります。
どちらもできるように覚えておきましょう。
足がつったときの対応は覚えていますか?

 

水中でも水面でも基本的なやり方は同じ。足がつったほうのフィンの先をつかんで膝を伸ばします。

 

バランスが取りずらいときはバディに手伝ってもらったり、つかまらせてもらいます。

 

 

9

バディが疲れて泳げないときの対応
疲れたダイバーを曳いて泳ぐ

バディが泳げないほど疲労困憊してしまったときには、バディであるあなたが面倒を見なくてはなりません。BCD にエアを入れて水面でしっかりと浮力をとり、浮いているバディを近くの岸やボートまで引っ張っていってあげましょう。
疲れたダイバーを岸まで連れて行く方法は覚えていますか?

 

タンクバルブを引っ張る方法が一般的ですが、フィンを持って押す方法もあります。

 

疲れたダイバーには、水しぶきがかかるのを防ぐためにマスクやレギュレーターをつけたままにさせましょう。

 

 

10

レギュレーターがフリーフローしてしまったときの対応
フリーフローしているレギュレーターから呼吸する

普段は吸いたいときにだけエアが出てくるレギュレーター。
しかし、メンテナンス不足や砂がかんでしまったりすると、すごい勢いで空気が出っぱなしになってしまう「フリーフロー」呼ばれる誤動作を起こします。そう滅多にあることではありませんが、もしなったとしても慌てずに対処する方法です。
フリーフローしたレギュレーターの対応は覚えていますか?

 

マウスピースを少し口からずらし、フリーフローによって出てくる余計なエアを逃がしながら必要な分の空気だけ呼吸します。逃がしたエアがマスクに当たって、マスクがずれたり、マスクに水が入ったりする場合もありますので、顔を少し傾けて余計なエアがマスクに当たらないようにするのもコツです。

 

 

これで安心!安全ダイビング!
いざという時のダイビングスキル1から10まで紹介させて頂きました。
難しそうに感じますが、実は全て、オープンウォーター講習で習った内容なのです。
是非、今一度思い出してみてください!!
もし、スキルに不安や、かなりのブランクが空いてしまって不安があるときには、リフレッシュダイビングを受講して安全で楽しいダイビングをしましょう!!
リフレッシュダイビングをする時間がないときなどは、ダイビングをする前に、これこれが不安です。
と一言言ってください。 Green Dolphinのインストラクターが安全にフォローいたします。